11月19日(水曜日)4限、第二学年の理科「日本の四季の天気」でICTを活用した授業実践を行いました。以下にその内容を紹介します。
【本時の目標】日本の夏と秋の天気、台風についてまとめて発表する。
【本時の流れ】
1 めあての確認をする。
2 活動の説明を聞く。
夏と秋の天気について、ワークシートとプレゼンテーションにまとめる。
台風について、ワークシートとプレゼンテーションにまとめる。
3 班の形で発表準備をする。
4 発表とまとめを行う。
【ICT活用について】
プレゼンテーションソフトの共同編集機能を利用し、全員が班活動に参加できる授業を目指した。共同編集とは複数人が同時に一つのスライドを編集できる機能である。
班員が協力して活動に参加するために、教員が役割を四つ用意しておいた。活動が始まると、「誰がどこをする?」などと生徒同士が対話しながら、班員の多くが切れ目なく活動に参加し、ともに発表スライドを作り上げることができた。スライドを作成する際にも、キーボードで入力する生徒もいれば、タッチペンで文字を書き込む生徒もおり、各自が得意な方法で発表準備を行っていた。完成されたスライドを見ると、様々な書かれ方をしており、そこでも全員が作り上げたのが見て取れた。発表は各班の代表が行った。
次の時間で教員から補足と修正を行い、授業のまとめとした。
【授業参観に来てくださった先生方からの感想】
・役割分担の仕方を伝えていたので、各自が責任をもって取り組めた。
・「覚える」ことが中心になりがちな単元で、自主的に学習できるのがよかった。
・スライド作りの際に、ペアで読んだり、スライドに打ち込みをしたり、協力体制が見られた。
・積極的に授業を受けられたり、協調性が養われたりすると思う。
M段階授業事例(理科) (PDF:1024 KB)