1月31日(金)5・6校時に、3年生が大里松原のクロマツ苗木の植栽活動に取り組みました。大里松原は、地域住民の潮害防備保安林や保健保安林として大きな役割を果たしています。ただ、近年の松食い虫被害に加え、令和元年の台風19号による冠水により、たくさんのクロマツが枯れてしまいました。被災前の松林に再生できるように、1年生から自分たちが育てたクロマツの苗木を、毎年卒業を前にした3年生が植栽しています。この活動も、今年で10年目を迎えました。この日も、大里地区住民の皆さま、海部森林組合、海陽町、南部県民局、日亜ふるさと財団など関係者の皆さまの協力をいただきながら、1時間あまりで約300本の苗木を植えました。先人の努力によって守られてきた大里松原の松林を、地域の誇りとして未来へと継承していきたいと思います。