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海陽中学校校舎

仲秋の名月(その1)

今日の給食は、【秋の香りごはん・はるさめの酢のもの・お月見汁・お月見団子・牛乳】でした。今朝の朝会で、次のような話をしました。



“皆さんは「仲秋の名月」という言葉を聞いたことがありますか?日本の秋の季節を代表する美しい満月をさします。特に、旧暦の8月15日頃の満月が「仲秋の名月」と呼ばれ、昔から人々に親しまれてきました。日本では、秋の収穫を祝う行事として「月見」をする習慣があります。秋の実りに感謝し、月の美しさを楽しむために、すすきや団子をお供えして、月を眺めるのです。

さて、ここで問題です。『月見にすすきを飾る意味はなんでしょう?1:交通安全2:商売繁盛3:魔除け』答えは、3:魔除けです。すすきの鋭い切り口は、魔除けになると考えられていたので、悪霊や災いから作物を守り、翌年の豊作を願うという意味が込められているそうです。続いて問題です。『月見に供える団子の数はいくつでしょう?1:10個2:15個3:20個』答えは2:15個です。地域により違いはありますが、満月、十五夜にちなんで15個用意するのが基本のようです。団子は収穫の象徴でもあり、無事に実りを迎えられたことへの感謝の気持ちを表していると言われています。

現代の私たちの生活は、電気があるため夜でも明るいですが、昔の人々は月の光に頼って生活していました。そのため、月の動きや姿はとても大切な自然のリズムでした。今年は、今晩の月が「仲秋の名月」です。夜、空を見上げてみてはどうでしょうか?今日の給食には「月見団子」がついています。今の話を思い出しながら、味わってみてください。”

さて、今夜はどんな「仲秋の名月」が見えるでしょうか?