1年社会科において、加茂谷へんろ道の会の会長、横井さんに若杉山辰砂採掘遺跡についてお話ししていただきました。
横井さんには小学校の時にもさまざまなことを教えていただいている加中生ですが、今回は、辰砂(しんしゃ)などを実際に持って来てくださりました。
直接手に触れ、横井さんのくわしいお話を聞きながら、これまで学習してきたことをふり返りました。
今日のお話をもとに、さらに学習を進めて行きます。
「其山丹有(其の山に丹有り)」と魏志倭人伝の中にも記された鉱物の辰砂(しんしゃ)。
辰砂は透明感のあるあざやかな赤色の鉱物。日本では昔「丹(に)」と呼ばれていた。
若杉山辰砂採掘遺跡は弥生時代終わりから古墳時代始めにかけて、辰砂の採掘をしていた場所。
その時代の辰砂採掘遺跡としては、全国で若杉山にしかない遺跡で、令和元年、国史跡に指定されています。