本校は、時期にかかわらず教育実習生を受け入れています。
「教員になる」という強い目標を持っている方だけでなく、「他職に進むつもりだけど…」という方もOKです。先生たちの日常を体験することで、少なくとも本校は、世間一般で言われている”ブラックな職場”ではないこと、そして「学校で働く」ということは、「人を育てる」という尊い仕事であるとことを理解して欲しいと考え、受け入れています。
昨日、その教育実習生から、Online全校集会(インタビュー形式です)にて、今までの経験とこれからの夢について、話してもらいました。
・物心ついた頃から、サッカーボールを蹴っていたこと
・小中学校では、クラブチームで続けたこと
・県外の強豪校への進学を考えていたけど、ケガの影響もあり断念したこと
・地元の高校でサッカーと勉強を両立させたこと
・大学でも夢を失うことなく、200名の部員の中で頑張っていること
・好きなサッカーと勉強に集中できて、幸せであること
・育ててくれた両親に感謝していること
・将来は地元で、選手としてサッカーを続けたいこと等をエピソードを交えながら、話してくれました。
中学生が、年代の近い人からこういう話を聞く機会は多くありません。
子どもたちは、どんな場面においても「やりぬく力」が大切だということをわかってくれたかな…と思っています。
彼の実習期間も後2週間。いい影響を子どもたちに与えてくれるものと期待しています。
11月、2年生たちは自らの将来について考えるために、職場体験を行います。
この前に、実際に会社を経営されている方を講師として招き、お話をしていただきました。
今回は吉岡敏明様。海外との取引のために、これまでに50回以上、アジア、中東、南米へと渡航された経験があるそうです。
そのなかで、信頼関係を築くために、対等な立場で関わることが大切であること。
さらにご自身の経験から、差別は「する側」も「される側」も不幸になること等について、教えていただきました。
また、ご自身が推進されている「まちづくり」に懸ける想いも、お話しいただきました。
どう生きるか…この点について、多くの学びがあった1時間でした。ありがとうございました。