11月17日(金)杉原まどか先生をお招きし「命のビザ」と題してご講演いただきました。杉原まどか先生はNPO「杉原千畝命のビザ」 の理事長であり杉原千畝氏のお孫さんです。杉原千畝氏は,第2次世界大戦中、リトアニア駐在の日本領事館領事代理でしたが、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人のためにビザを発給し、多くの命を救いました。要件を満たしていないビザの発給は本国である日本の方針に反することであり,当時日本はドイツと親密な関係であったためにドイツの政策にも反することをしなければなりません。杉原千畝氏は悩み抜いた末の決断でビザを発給し多くのユダヤ人の命を救いました。ゆめ・ミライ塾では先生から当時の状況や杉原千畝氏の決断の背景や当時の心情などを教えていただきました。今回のゆめ・ミライ塾で生徒たちは「自分ならどうするか」と考えながら聴いていたはずなので,ご講演から感じたことをこれからの生き方につなげてほしいです。