令和5年度第2回松茂ゆめ・ミライ塾開催

　11月20日（月）元JICA海外協力隊員の永易亜希子先生からご講演をいただきました。永易先生は大学卒業後民間企業でご勤務後，JICA海外協力隊に入られアフリカのウガンダに赴任されました。そして昨年度，本校の生徒会執行部とオンラインでつながり現地の様子を伝えていただくなど交流をしていただきました。ご講演はJICA海外協力隊員としての体験を中心にウガンダの国内の様子・人々の生活・子どもの状況などについてでした。具体的には社会資本の整備が行き届かず，ジェリカン（灯油缶）に水を入れて毎日子どもたちが運搬している状況やストリートチルドレンの過酷な状況等でしたが，ウガンダの人たちが少量の食事を手に入れたときに自分だけが食べるのではなくみんなで分け合って食べているなどのウガンダの方々の素晴らしい点もお話しになりました。生徒たちは先生のお話を聞いてウガンダを通じて発展途上国の現状を知るとともに素晴らしい点も知るなど多面的な視点で見ることの重要さや「今，自分たちに何ができるのか」など様々な考えが浮かんできたはずです。ご講演で学んだことや感じたことを生徒たちには生かしてほしいものです。