待ちに待った修学旅行です。
今日までの事前学習で、1週間ほど前からすっかり沖縄気分になっていました。
雨の心配がありましたが、みんなの笑顔と一緒な快晴マーク。
沖縄もどうか晴れますように。
大きなスーツケース、いまは余裕がありますが、帰ってきたときにはお土産でいっぱいになっていることでしょう。
出発式を終えて、バスに乗り込んで、それではいってきます。
高松空港に到着しました。
出発して結構時間が経過したような気がしますが、まだ四国内。
荷物を預けて、金属探知機ゲートをドキドキしながら通過して、ようやく飛行機に搭乗です。
離陸前から気分は雲の上にいっています。
飛行機のものすごい加速からの離陸瞬間のなんともいえないふわっと感。
思わず身体が緊張し、気がつけば隣の友だちの手を握っていました。
離陸してしばらくしてから修学旅行最初の食事のお弁当を食べて、友だちとお喋りをしてると、あっという間に飛行機は那覇空港に着陸。
気温も湿度も高く、すでに夏の季節で、「沖縄に来た」という感じです。
今からバスに乗って、沖縄を訪問してきます。
最初にひめゆりの塔を訪れました。
ひめゆりの塔は、今から80年前の昭和20年、太平洋戦争の最中、日本で唯一の地上戦となった沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒や教師のための慰霊碑です。慰霊碑の下には、ひめゆり学徒の人たちが負傷した兵隊を必死に看病していたガマがありました。
ひめゆり平和祈念資料館の中には、ひめゆり学徒の人たちの遺品、写真や当時の貴重なお話の映像などがあり、戦争の悲惨さが伝わり、生徒たちは真剣に見学をしていました。
平和祈念公園内にある、平和の礎を訪れました。礎には沖縄戦で亡くなられたすべての人々の氏名が刻まれており、徳島県からも多くの方が戦争の犠牲者となっていました。
平和記念式典では、平和学習を通して一人一人が平和の誓いを書いた色紙を納めました。そして、ひめゆり塔資料館や礎に刻まれている名前をみて、それぞれが感じた平和への思いを込めて、黙祷を捧げました。
糸数壕(アブチラガマ)に入りました。
自然にできた鍾乳洞の中は本当に真っ暗闇で、懐中電灯がないと歩くどころか、何もできません。
戦争中この中で兵士の作戦会議が開かれたり,病院としてひめゆり学徒隊の方々が兵士の治療を行っていたりしていた場所とは全く信じられませんでした。
ガマの見学ルートの出口で漏れてきた太陽の光が、すごく嬉しく感じました。
そしてガマからでてきたところにある慰霊碑のまえで,みんなで黙祷を捧げ改めて平和を誓いました。
バスの運転手さんのおかげで、予定より30分も早くホテルに到着しました。
「これぞ沖縄」というリゾートホテルで、ここで仲良い友だちと2泊できると思うと、1日の最後にまたまたテンションが上がりました。
元気になったところで夕食です。
バイキングスタイルなので、好きなものを好きなだけとってきました。
デザートも豊富で大満足です。