1年生の理科で状態変化の学習をしました。
少量のエタノールを入れたポリ袋に熱湯をかけると,袋がどんどんふくらみます。
袋の中のエタノールが気体になるため,体積が大きくなったからです。
では,水を入れたポリ袋に熱湯をかけるとどうなるのでしょうか。
写真の左側がエタノール,右が水の入った袋です。ふくらみ方がちがうのがわかるでしょうか。
このちがいが何のために起こるのか,予想して実験を行っています。
前回は水が沸騰する時の温度変化を調べました。
今回はエタノールが沸騰するときの温度変化を調べます。
協力して装置を組み立て,1分ごとのエタノールの温度を測定します。
生徒のみなさんは声をかけ合い,手際よく準備をして,温度の測定を始めることができました。
測定した値は,タブレットの表に入力します。
授業を見に来てくれた先生方も,テレビの画面で測定結果に注目しています。
実験の結果はグラフ化されて,水とエタノールの温度変化が比較できるようになっています。
さて,どのような考察を導くことになるでしょうか。
〈今回使用したアプリ等〉
Microsoft365のExcelで測定結果を記録し,グラフ化しました。
入力は班ごとに行っていますが,各班の結果を同時に比べることもできます。
授業の後の研究会では,今後は,各班の考察をどのように共有するか等についても話し合いました。