10月31日(木)ヤングケアラーに関する講演会を開催しました。
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会代表理事の持田恭子様を講師としてお招きし、ケアとは何か、また、ケアラーについて自分事として捉えることの大切さについてなど、グループワークを交えてお話しくださいました。持田先生からのメッセージの一部を紹介します。
~ヤングケアラーについて伝えたいこと~
・家族のケアをしている自分が全てではない
・みんなと同じように自分の人生を生きたい
・自分や家族にとって必要な情報が欲しい
~生徒のみなさんへ~
・言っちゃダメ、やらなくちゃダメと、自分に「禁止事項」をたくさん作らなくていい。あなたが選ぶ道はたくさんある。どの選択がいいかではなく、自分にとって「これでいいんだ」と納得する選択をしてほしい。
・人と人は関わり合って生きている。どれだけの苦難を乗り越えて、プラスの行動を生み出すか、それが「人間の成長」
・生きるとは、希望に向かって自分に活かすこと
~保護者のみなさんへ~
・家族のケアをすることは「問題」ではない
・家族だけで抱え込まなくていい社会を作ろう
・自分ごとに捉える人を増やしていきます
~学校の先生へ~
・気軽に打ち明けることのできる環境づくりを
・最後まで話を聞く
・1人じゃないことを伝える
持田先生からの学びを今後につなげ、何事においても『自分ごととして捉える』ことができるように成長していきたいと思います。