11月1日、徳島県西部総合県民局危機管理担当の方3名と、美馬市防災士連絡会の方5名が来校してくださり、避難所設営ゲーム(HUG)についての研修を全校生徒・保護者対象に実施しました。大規模災害が発生した場合、美馬中学校は広域避難所となっており、自分たちが避難所設営や運営を行うことを想定しながらHUGに取り組みました。
次から次へと訪れる避難者を迅速かつ的確に配置していくことはとても難しく、個々の避難者への配慮事項も検討しながら運営を進めていきました。また、トイレの問題やペットの問題、駐車場や救援物資の受け取り場所など、次々に起こる避難所運営の課題についても考えながら進めました。
生徒からは、「外国人やケガをしている人、LGBTQの人たちなどへの配慮をした分け方をしなければいけなく、とても難しかった」「避難所設営時には、まず最初に使用禁止場所を決定すべきだと学んだ」といった感想がありました。日頃の人権学習での学びが、避難所でもさまざまな人たちへの配慮につながってくるということを再確認できる研修となりました。