国際協力講演会を開催しました

12月16日（月）、認定NPO法人国際地雷処理・復興支援の会より高山良二さんにお越しいただき、国際協力講演会を開催しました。

高山さんは陸上自衛隊に36年間所属し、「カンボジアPKO」に参加したことをきっかけに、カンボジアに特別な思いを抱いたそうです。定年退官後、現在に至るまで、カンボジアでの地雷除去や復興支援に尽力されています。

講演会の内容を一部ご紹介します。

○現場で考えることでピントがずれない。机上ではなく現場で考えることが一番。

○地雷除去は手段であり目的ではない。目的はカンボジアの復興である。

○一番大切なのは強烈な思い。中途半端な思いでは駄目。

○正しい判断ができる自分を作ってほしい。そして、選挙で責任を持って投票し、日本という国が間違った方向へと進まないように行動してほしい。

○常に大切にしているのは「後から来る人たちのために」ということ。

「どうしたら戦争や紛争のない社会が構築できるか」「平和の種をまく」という高山さんの思いに触れ、平和についてそして自分自身の生き方について深く考えられた貴重な時間となりました。