令和4年1月27日(木) 国際協力講演会に1・2年生が参加しました国際地雷処理・地域復興の会 代表の高山良二さんとオンラインで接続し,講演をしていただきました。
「国際地雷処理・地域復興の会」は,実際にカンボジア等で地雷除去活動をされている団体です。
講演会は,生徒の質問に対して,高山さんからお話をいただく形で進みました。
最初は緊張でなかなか手が上がりませんでしたが,高山さんの温かなお人柄とお話に引き込まれ,「カンボジアにはどのくらいの地雷が埋められているのですか?」「地雷の埋まっている深さはどのくらいですか?」「地雷の処理にかかる時間はどのくらいですか?」など,次々に質問が出るようになりました。
「心が折れそうになっても,頑張ることができたのはなぜですか?」という質問には,「奈落の底に突き落とされるような気持ちになったことは何度もあったけれど,やめようと思ったことはなかった。やめてしまったら,自分がだめになるような気がした。
『やらない』という選択の方がよりこわいことだと感じた」ということでした。また,「いろいろな人との出会いでパワーをもらっている。」「世界を知るためにいろいろな勉強をしている。たくさん本を読んでいる。」など,お話を伺っていると,私たちもどんどん元気をいただくことができました。
〇講演会の様子
最後に,高山さんからは「大変なことを楽しんでする。」「がんばるな,楽しめ。」という言葉をいただきました。
「20年も頑張ったら,折れてしまう。すべてを楽しんでいる。
どんなにやっても,うまくいくのはちょっとだけ。
でも,最後にわかってくれたら苦労も吹き飛ぶ。」ということでした。
すぐにはうまくいかなくても,その中で明るい光を見つけて楽しみながら前に進む。
そんな生き方を教えていただきました。
高山さん,今日はどうもありがとうございました。