性教育講演会

令和3年12月1日（水）つるぎ町の半田病院から，助産師と看護師の方を講師としてお迎えし，全校生徒を対象に「性教育講演会」を実施しました。
まず最初に，看護師と助産師の仕事について，「看護師の仕事は，患者さんの一番近くにいて責任があるが，やりがいのある仕事です。」「助産師の仕事は，女性だけしかなれない仕事で，命が生まれる瞬間に立ち会えるやりがいのある仕事です。」と教えていただきました。

〇妊婦体験生徒の代表者が妊婦の体験を行いました。このまま，しばらく講義を受けました。

途中で交代し，もう1人体験しました。「妊婦さんは，大変です。」と実感していました。

〇講義講師の先生からは，「いのちの授業」として，次のような内容を教えていただきました。
・思春期の心と体の変化 ・望まない妊娠，避妊，性感染症 ・思春期のこころ ・LGBT

〇赤ちゃん人形の抱っこ体験交代で，赤ちゃんの人形を抱きました。首のすわっていない赤ちゃんの人形を，慎重に抱いていました。

〇聴診器で体のいろいろな音を聞く体験聴診器をお借りし，自分の体の心臓の音や呼吸の音などを聞いてみました。
人間の体からは，様々な音がすることが分かり，生きていることを実感しました。

最後に，生徒の代表者から講師の先生に，お礼の言葉を伝えました。

講演会が終わっても，生徒たちは会場に残り，しばらく体験が続きました。

講師の先生からは，「助産師として，出産は毎回ハラハラドキドキします。お父さんとお母さんが愛し合って自分たちが生まれてきました。出産したとき，お母さんはみんな優しい顔をします。自分たちは愛されて生まれてきたこと，みんなの命にはたくさんの命がつながっていることを忘れないでほしい。」と伝えていただきました。
お忙しい中，ご講演をいただいた半田病院の助産師さんと看護師さん，大変ありがとうございました。