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東みよし町立三好中学校

薬物乱用防止教室

 3月17日(金)5,6時間目に,三好保健所から薬剤師の西村さんと保健師の山口さんをお招きして,2年生が薬物乱用防止教室を行いました。まず,大麻や覚醒剤など禁止薬物の種類や法規制,身体への影響について学びました。そして違法薬物への入り口が身近な生活に潜んでいること,軽はずみな気持ちで手を出すと,自分も家族も不幸にしてしまうことを知りました。「自分には関係ないこと」と思いがちですが,全国の検挙数は年々増加傾向にあり,徳島県内でも毎年30~40人が検挙されていることから,身近な問題だと感じました。また,お酒やたばこについてもお話いただき,ニコチンやタールなどが人体に害を与えることや,依存性があるため,成長期の中学生は絶対に摂取してはいけないと学びました。もし勧められても,理由を言ってきっぱりと断ることが大切だと教えていただきました。最後に,中学生にとって一番身近なメディア依存について学習しました。スマホやタブレット,ゲーム機など,今や私たちの生活になくてはならないメディアですが,ついつい長時間使用してしまい,「メディア依存」と診断される子どもが増えています。未成年の脳への影響は著しく,視力やコミュニケーション能力の低下,生活リズムの乱れ,感情の不安定など,思い当たることもたくさんあります。メディア依存にならないために,遊んで良い時間帯を決める,遊ぶ場所や保管場所を決める,約束を守れなかったときのペナルティを決めるなど,ルールを決めることが大切だと教えていただきました。春休みを迎える前にぜひご家庭で相談して,安全で健康な生活を送ってください。