瀬戸の海の如
優しく
雄々しく
美しく
生きる力を育む教育活動を推進することにより、よりよき生き方をめざす生徒を育成する。
「夢・絆・感動・創造」
ー自ら考え、行動し、成長する自立した生徒の育成ー
本校は、鳴門市の北部に位置し、H26.4.1から瀬戸中学校と北灘中学校の統合により、校区は、西は香川県東かがわ市に、南は阿讃山脈をへだてて大麻町に接し、北には瀬戸内海を臨む播磨灘があります。地域は元来漁業中心の地域であり、長い海岸線には4つの良港を抱え、堂浦漁港は以前、関西からの船の往来があり鳴門の玄関口でした。現在では、新興住宅が増え、第3次産業に従事する家庭も増加しています。校区は北灘西、北灘東、明神、瀬戸、島田の5つからなり、生徒数は73名です(令和6年4月現在)。学校周辺は山と海に囲まれ、毎日教室から満干を繰り返す小鳴門の潮流を間近にみることができ、静かな環境のなか学習にうちこむことができます。
本校が建つ小鳴門筋(堂浦地区)は、「テグス発祥の地」であり、地元の漁師によって全国にテグスが普及したという歴史を有しています。また、天然の良港として古来より海道の寄港地でありました。また土佐街道、撫養街道の東端に位置したこの地から淡路、難波、和歌山に舟を勇猛に漕ぎ出し、文物の交流を盛んに行った往時が偲ばれます。
毎年秋に行われる「祭り」には御輿を担いで海に飛び込む青年たちの勇姿は地域と一体感を感じたり、自身の未来の姿を思い描いたりする機会となっています。地域の方々の学校に寄せる思いや関心は高く、部活動の指導や大会に熱心に参加していただいています。両校とも運動部は各種目に素晴らしい成果を残した足跡があり、現在でもその栄光と伝統は語り継がれています。
瀬戸中学校と北灘中学校の統合にともない校章が新しくなりました。
瀬戸中学校区の島田小学校区、瀬戸小学校区、明神小学校区の3区と北灘中学校区の北灘東小学校区、北灘西小学校区の二つの校区をあわせ、5つの校区を波で表し、各々の校区の生徒が躍動する姿を円で表しました。