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校舎風景

住吉丸事件紙芝居復刻版朗読上演!宝塚予科練生の悲劇

7月26日(土)に鳴門市立図書館にて、認定特定非営利活動法人「ふくろうの森」戦後80年記念行事として、「住吉丸事件を知らないあなたへ」と題し催され、昨年度完成した紙芝居「みんなで守った大切な命」の朗読上演に本校の生徒が招待されました。

また、8月1日(金)には、鳴門海峡を臨む瀬戸町大島田の田尻浜では宝塚予科練生救助顕彰碑の前にて、「鳴門の魅力を発掘する会」の方々の主催で、予科練生戦没慰霊祭が行われました。その慰霊祭にも本校生徒たちが紙芝居上演を依頼され、当時の情景を思い返すように、遺族の方々や地域の方々へ紙芝居上演を行いました。

紙芝居の復刻に至った経緯については、旧島田小学校で引き継がれていた紙芝居が廃校とともに原版がなくなり、昨年度、2年生の平和学習の一環で島田地域の岩本さんの協力を得て、紙芝居の復刻版を令和7年2月に完成させました。その後、校区小学校へ紙芝居の読み聞かせから始まりましたが、今後もこの地域教材となる紙芝居を是非、多くの方々へ知ってもらおうと、本校生徒で読み聞かせを継続していこうと考えています。
私たち瀬戸中学校から戦争廃止や平和への願い、助け合う心を発信することで、この地域教材を多くの方に語り継いで欲しいと思っています。そして、私たちの社会や世界において、一人一人の努力で平和への取組を自分事として実践していく必要があると感じています。

予科練生戦没慰霊