11/17(月)オープンスクール(明神小6年生対象)を開催しました。4月に入学予定の児童が中学校生活を事前に体験し、少しでも不安を解消することを目的の一つとしています。
午前中は6年生の児童は、中学校長から「将来の自分」について様々な視点から、お話をしました。また、生徒指導担当から中学校での生活について説明があり、英語ではALTの先生と瀬戸中学校にまつわるEnglishクイズを楽しみながら英単語を学びました。
そして午後からは、児童の他に中学校全校生徒、保護者や地域の方々にも参加いただき、人権フェスティバルを開催しました。最初に小学校児童がRADWIMPSの「正解」をオープニングに合唱し、これから入学する中学校への期待や友達との思い出を大切に、これからも生活をしたいというメッセージが伝 わりました。
その後、人権学習講演会では、県内や全国各地で人権やいじめ問題の講演活動を行っている大湾 昇さんをお招きし、「あることをないことにしない」と題して、児童生徒に親しみやすい内容で「偏見」や「いじめ問題」、「同和問題」について話してくださいました。講師の大湾さんは、「知識がないために間違ったことを当たり前として思い過ごし、それを信じてしまうことが偏見につな がり、差別につながっていくんだ。」ということを動物をイメー ジした内容でとりあげ、生徒との対話を楽しみながら話をしていただきました。また、いじめを受けて不登校になった生徒が自分の講演の話しをきっかけにその生徒が電話をかけてきて、生きることへの悩みを打ち明けられた時に、生きることへの希望を電話で呼びかけ続け、その子が学校を卒業した今でも交流が続き、前向きに人生を送っているという話しを聞かせて頂きました。不登校の生徒が持っている気持ちに寄り添い、共感し、温かい声掛けで人間関係が改善されていくんだという話しが印象に残りました。