本日の給食（かみなり汁）

「かみなり汁」のヒミツに迫る！

 
　今日の給食に登場した「かみなり汁」。名前からして迫力がありますが、雷を呼ぶ料理かも...と思った人もいるかもしれませんね。実はこの「かみなり汁」、鍋の中で豆腐を炒める際に「ジュワッ」と弾ける音が、まるで遠くで雷が鳴るように聞こえることから名付けられた、とってもユニークな料理なんです。

　給食センターで丁寧に炒められた豆腐は、表面が香ばしく、中はスープの旨みがぎゅっと染み込んで、まさに「外はカリッ、中はふわっ」の絶妙な食感。豚肉やたっぷりの野菜から溶け出した豊かな出汁が、食欲をそそる奥深い味わいのスープとなり、ごはんがどんどん進みます。栄養バランスもばっちりで、体の内側から元気をチャージしてくれる、まさに給食の強い味方です。

　さて、徳島には豆腐や大豆を使った料理がたくさんあります。古くから素材の味を大切にしてきた徳島の食文化は、「かみなり汁」のような、シンプルながらも奥深い味わいの料理にも息づいています。普段何気なく食べている給食も、その由来や食材、そして作られる過程に目を向けてみると、毎日の食事がもっと楽しく、興味深いものになりますよ。

　雷のように、皆さんの心にも「ピカッ」とひらめくアイデアが生まれる毎日でありますように。