1年生の道徳科で人権の研究授業を行いました。
「心やさしい子どもたちへ」という教材を使い、いじめ問題について考えました。
実は、これは1994年に愛知県で起こったいじめを苦にした自死事件により、亡くなった中学2年生の生徒の両親から中学生に対するメッセージを使って学習するものです。
大変重い内容なので、生徒の皆さんはしっかり受け止めて考えることができるだろうか、思いを語ることはできるだろうかと心配しました。
それでも、生徒たちは、真正面から受け止め、何が死に追いやったのか、いじめられた生徒の思いに迫ることができていました。
そして、これからどう行動し言動していくべきか、自分の生活に振り返って、自分なりの答えを持つことができていました。
学習の積み上げによる成果だと思います。日頃の生活の中で実践し、いじめを自分たちの手で防ぎ、解決していける力をつけていってほしいと思います。