ペアで聞き合う活動をした後は、「安心・安全で幸せな富田中学校になるために」をテーマに4人グループでホワイトボード・ミーティングⓇに挑戦し、全員がファシリテーター(進行役)とサイドワーカー(参加者)を体験しました。
講座の最後に、約220人の意見が書かれた54枚のホワイトボードが体育館の前方に並んだ様子は、圧倒されるぐらい迫力がある光景でした。 ファシリテーターがオープンクエスチョンで公平に話を聞いて、ホワイトボードに書いて見える化すると、1人1人の意見が大切にされていると実感できます。
生徒会からは、「この話し合いをやってみて、富田中学校は助け合い、互いを認め合える幸せな学校になっていけると感じました。今後、生徒会では、今日みんなで話し合ったことをもとにして、校則の見直しを進めていきたいと思います。校則の見直しを通して、対話により自分たちで課題を解決していける力をつけていきましょう。そして、みんなで力を合わせ、安心・安全で幸せな富田中学校をつくっていきましょう!」とメッセージが伝えられました。
ファシリテーション力が伸びていくと、生徒が対話によってアイディアを出し合ったり、課題を解決したりして、自分たちの力で考え、選び、行動していく力が育っていきます。
この先、子供たちがどのような困難に出会った時でも、「周りの人の力を借りながら、互いの考えや意見を公平に聞き、見える化して認め合うなかで、最適解や納得解を導き出していく」そんなたくましい姿を思い描くことができた時間となりました。これからも、さらにファシリテーターの技を磨いていきます!
🍀4人グループでホワイトボード・ミーティングⓇ