~保護者・地域のみなさまへ~
ごあいさつ
日頃は、本校の教育活動にご理解、ご協力いただいておりますことに、深く感謝申しあげます。私は富田中学校長の松尾真千子と申します。これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。毎朝、校門で生徒の元気な「おはようございます!」のあいさつの声を聞きながら、富田中学校の子どもたちに出会えた喜びと幸せをかみしめています。
私は今から30年ほど前、縁あって広島から瀬戸内海を越えて、徳島の地にやってきました。徳島の教員として初めての勤務校が、ここ富田中学校でした。徳島のことはもちろん、学校内のことさえよく分からなかった未熟な私を、当時の子どもたちや教職員、保護者のみなさまや地域の方々が温かく支えてくださったことが、今もなお心の真ん中にあり、「私の教職人生の原点」であり続けています。
地域の方々に出会うたび、「富中の子どもたちをよろしく頼みます」「何と言っても天下の富中やけんな」「いざ行かん富田」と励ましの声を掛けてくださいます。そのたびに富田中学校への深い愛情と誇りを感じますとともに、「子どもは地域で育ち、地域は子どもで結ばれる」という言葉が思い返されます。
本校の校訓である、「友愛・自律・互敬・互譲」は、初代、岡本優太郎校長先生が、「君たちが友愛にあふれ、自律的であることを富中の誇りとしたい」と朝礼で言われたことばから、生まれたと聞いています。そして、「私も生徒である君たちを尊敬している」と言われた精神を今も校訓として大事に受け継いでいます。この校訓をもとに、令和6年度の重点教育目標は、
~今を生き、未来を創る~
私たちの「幸せ」Well-being(ウエルビーイング)のために
自ら考え選択し、責任をもって行動できる生徒の育成
といたしました。「令和6年度:富中ビジョン」につきましては、下に添付しておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。
私たち教職員一同で力を合わせ、子どもたちから「この富田中学校で学んでよかった」、保護者のみなさま方から「この富田中学校で学ばせてよかった」、そう言っていただけるよう、誠心誠意取り組んでまいります。ご家庭や地域のみなさまとともに、お子さまの「幸せ」のために、学校は努力を続けてまいりますので、今後とも子どもたちの心強いサポーターとして、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申しあげます。