5月2日から、富田中学校での「はるかのひまわり絆プロジェクト」がスタートしました!
登校後すぐに、全校生徒がそれぞれの教室で、2024年1月17日に関西テレビ「newsランナー」で放送された、『~命の大切さを伝える「はるかのひまわり」阪神・淡路大震災から29年~』を視聴しました。
5校時には、生徒会長から「富中をはるかのひまわりで、平和と希望でいっぱいの学校にしていきましょう!」と話があり、その後、絵本「あの日を忘れないはるかのひまわり」(指田和子作/鈴木びんこ絵)を本校生徒2人による読み聞かせを行いました。各教室では、生徒全員が真剣に聞き入り、プロジェクトの意味を強く感じ取っていました。その後、避難訓練を実施したあと、4月に「はるかのひまわり」事務局から富中に届いた種を一人一粒づつ、全校生徒が想いを込めてグラウンド周りの花壇に植えました。
富中生みんなで植えた「はるかのひまわり」が、すくすくと育って花が咲き、種を付けていく様子を楽しみにしながら、生徒一人一人が「命の尊さ」や「人との絆の大切さ」を実感し、防災意識をさらに高めてほしいと心から願います。
🌻「はるかのひまわり絆プロジェクト」とは
1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災後の夏に、被災して亡くなった加藤はるかさん(当時小学校6年生)の自宅跡地に咲いたひまわりを、「はるかのひまわり」と名付け、毎年種を紡ぎ育てながら、全国の自然災害地に配布するようになったことをきっかけに全国に拡がりました。震災の体験とひまわりの命をつむぐことで、命の大切さ、さらに手から手へとつないでいく人との関係性(絆)に気づき、防災意識の啓発とともに、愛する故郷とのつながりを大切にする「心」を産み育てる取組です。