21日,今年度の県教育委員会の指定を受けて本校が取り組んでいる教育DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進事業に関わる公開授業を実施しました。
5時間目,総合的な学習の時間を公開した1年生では「信頼ベースの合意形成」,2年生では「自分が望む生き方とは」をそれぞれのテーマに,また3年生では理科の「太陽と恒星の動き」について学習しました。
公開クラスの生徒たちは,普段とは違った緊張感のある中でも生き生きと主体的に授業に臨み,教室には豊かな対話と学びの風景が広がっていました。
タブレットの活用にファシリテーションの技能を絡めた本校ならではの授業実践は,専門の講師からのご指導も仰ぎながら,4月から生徒・教員がともに研修を重ねてきたものです。その指導手法に関心を持ち期待を寄せて県内から集まった多くの先生方が参観して,授業後の研究会においても高い評価の声をいただくことができました。
今後も本校では,生徒たちの未来に生きる力を育むため,教育DX推進事業による研究の成果をさらに学校教育活動に根付かせていきたいと考えています。