3月3日(月)の2年生は,朝一番に多目的ホールで学年集会をもちました。
2月下旬にイタリアで開催されたユース世代のバレーボール国際大会「Nations Winter Cup」において,全国中学校選抜チーム監督として日本チームを世界一の栄冠に導いた本校の大野先生から,凱旋報告がありました。
大野先生は,全国各地から選抜された個性ある選手たちを一つのチームにまとまるために「ホワイトボード・ミーティング®」を取り入れたそうです。その際,富中生が普段の学習で身につけているファシリテーション力の素晴らしさに気づき,社会に出てからも必ず大きな力になるということを再確認したそうです。
大野先生は,「まずは一人一人が自分自身を好きになることから始めて,Well-beingを進めていくことによって集団が高まり,愛されるチームとして成長していくこと」を,今大会を通じて体感できたとも語られました。
予選を勝ち上がって,モンテネグロやクロアチア等の国と決勝トーナメントを戦ううちに,いつしか大野ジャパンは会場全体から声援を集めるチームに成長して,見事に世界一の栄冠をつかみ取ったそうです。《外部リンク:日本バレーボール協会》
生徒たちは、久しぶりの大野先生の姿に目をキラキラさせながら,「世界」を見てきたその一言一言に聞き入っていました。
2年生の学年集会に先だち,朝の職員室では,大野先生の大活躍を賞賛・慰労して,教職員の温かな笑顔と拍手が溢れました。
私たち富中の生徒や教職員の中には,世界に羽ばたく可能性やエネルギーがまだまだたくさん潜んでいることを,大野先生が証明してくれたように思います。