16日(木)の富田中学校オープンスクールでは,昨年度からの新しい伝統である全学年での「校内合唱コンクール」を開催しました。
この日のために,クラスごとに自由曲を決め,音楽の授業はもとより,朝学活や休み時間も含めた学級活動の中で繰り返し練習を重ねて発表に備えてきました。
全校生徒で,「眉山のみどりさやかにも…」と校歌を体育館全体に響き渡らせて,さあいよいよ合唱コンクールのスタートです。
トップバッターの緊張感に包まれていた1年1組が,自由曲『ひまわりの約束』を立派に歌い上げると,続く1年生の生徒たちも初めての壇上とは思えないほどに姿勢を正し,まっすぐに顔を上げて堂々と歌いました。
2年生は,どのクラスもチームワークぴったりに課題曲『HEIWAの鐘』を生き生きと表現し,審査する先生方もこの一年間の成長ぶりに思わず目を細めていました。
言葉豊かにクラスを紹介し,歌声で自分たちを精一杯に表現する仲間や先輩・後輩の姿に誰もが感動し,静寂の中に美しいハーモニーが流れ,自然と拍手が湧き起こって,体育館はいつしか音楽ホールに変わっていきました。
またこの間,2階武道場では生徒作品展も開かれ,文化祭での作品や授業での力作,美術部の作品も展示されて,たくさんの保護者の方々から好評をいただきました。
そして,3年生の4クラスによる思いあふれる演奏。最後の学級の仲間と歌う自由曲。
半年後の卒業を想起させる歌詞とその熱唱に,耳を澄ます教員・保護者にはきっとこみあげてくるものがあったことでしょう。
コンクールの講評と表彰の後は,富中教職員によるパフォーマンスタイムです。
今年の特別ゲストは,ドラえもんと仲間たち?
四次元ポケットから取り出された「ウェルビーング・バトン」を手にした校長先生の指揮による教職員合唱『夢をかなえてドラえもん』のメロディーは,いつの間にかアリーナに広がっていった手拍子に応えるように,子供たちを温かく包んでいきました。
大人になってもきっと忘れない富中の仲間たち。
Shalalalala♪みんなが笑顔になって,Shalalalala♪幸せな時間がうまれました。