1.校訓
「友愛」・・・友への深い思いやり
「自律」・・・自らを律する
「互敬」・・・互いを尊重する
「互譲」・・・互いに譲り合う
2.教育目標
生徒一人一人の個性や能力を最大限に伸ばすとともに,調和のとれた人間性豊かな生徒の育成に努め,未来を拓き生き抜く力の基礎を養う。
(1)心身ともに健康でたくましく生きる人間の育成
(2)人権を尊重し自主的・創造的に生きる人間の育成
(3)豊かな情操をもつ人間の育成
(4)創造的知性をもつ人間の育成
3.今年度の重点目標
~今を生き,未来を創る~
自他の「幸せ」( Well-being:ウェルビーイング)のために,
自ら考え,選択し,行動できる生徒の育成
🍀「幸せ」(Well-being)ウェルビーイングとは?
◆身体的・精神的・社会的に良い状態にあること。短期的で感情状態の幸福のみならず,生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念です。
◆OECD(経済開発機構)の「Learning Compass(ラーニングコンパス:学びの羅針盤2030)」において,世界共通の教育目標として掲げられました。「次期教育振興基本計画」答申にも位置づけられています。
🍀「幸せ」(Well-being:ウェルビーイング)の深化
今が楽しい(個人・現在)
⇒将来に希望が持てる(個人・将来展望)
⇒学級や地域の人の幸せを願う(社会・共生)
⇒学校・町・世界をよくしていきたい(利他性・公共・持続)
⇒生きがい・人生の意議
4.めざす学校像
勇気と力が湧いてくる「エンパワメント富田」
※「エンパワメント」とは・・・「人は誰でも,1人1人が力を持つ存在だ」と信じ,夢や希望をもって、本来持つ力を発揮できるよう勇気づけていくアプローチ
5.スクール・モットー
3Cを意識しよう!
Chance(チャンス)……今、この時をどんなチャンスと考える?
Challenge(チャレンジ)……具体的にどんな挑戦をしたい?
Change(チェンジ)…やってみてどんな気づき・成長があった?
6.めざす生徒像(身に付けたい力)
🍀自他の「幸せ」(Well-being:ウェルビーイング)のために,
○自他の「選択・決定」や考え方の違い,多様性を尊重します。(自他を尊重する力)
○自分らしい生き方や可能性を求めてチャレジします。(チャレンジする力)
○課題に気づき,自ら考え選択し,責任をもって行動します。(課題解決する力)
○「対話」を通して仲間と協働し,共にゴール(目的)へ向かいます。(対話・協働する力)
○困難や失敗をも糧にできる,しなやかな柔軟性と心の回復力があります。(レジリエンス力)
7.めざす教職員像(本気の心構え)
🍀生徒の「幸せ」(Well-being:ウェルビーイング)のために,
○一人一人が本来持っている力を信じ,可能性を発見し伸ばします。
○SOSを見逃さず,迅速に問題解決と心のケアに取り組みます。
○自ら人権感覚と技術を磨き,人間力・教師力を高めます。
○「やりがい」と「使命感」を持ち,学校経営の当事者だと自覚しています。
○自分自身と家族・教職員・保護者・地域の方々の「幸せ」(Well-being:ウェルビーイング)も大事にします。
8.本年度の重点取組
「課題解決能力の育成」~聴き合い,認め合い,温め合う「対話」を通して~
◆「生徒も教職員もみんなでファシリテーターになろう!」プロジェクトをスタートします。(ホワイトボード・ミーティングRを活用)
◆「自己選択・自己決定」の場面や安心・安全な「対話」の場づくりを教育活動全体に積極的に導入していきます。
◆生徒も教職員も,チームで協働して解決の糸口を探り,「乗り越えた」「解決できた」という体験を積み重ねていきます。
◆ICTを活用して,意見の可視化や共有を効果的に取り入れ,プレゼンの工夫等,表現方法についても学びます。
🌻ファシリテーターとは・・・1人1人が力を出せる安心・安全な「対話」の場をつくり,ともにゴール(目的)をめざす話し合いの進行役