第一幼稚園津波避難確保計画

地震津波I( 在 園 時 )

本項については,津波防災地域づくりに関する法律(平成23年12月14日法律第123号)第71条第1項にて作成を義務づけられている「避難確保計画」に該当するものである。

緊急地震速報受信

  • 館内放送あるいは大声 ( ハンドマイク等 ) で周知する。

地震発生

防護姿勢

  • ガラス窓や水槽などの重い物を置いてある棚などから離れる。
  • 机やイスの下に入り,机イスの脚を握る
  • 机がないところでは,壁や柱のきわで頭を抱えてしゃがむ。
  • 出入り口を確保する。

屋外退避

  • 教職員は,自信に満ちた声で園児に指示したり励ましたりする。
  • 頭を保護するものが近くにあれば持たせる。(冬は防寒着を持ち出す。傘やカッパも検討する。)
  • 非常持ち出し品 ( 避難場所で必要なもの ) を持ち出す。余裕があれば重要書類を持ち出す。
  • 要支援者,負傷者等の搬送。
  • 「お・か・し・も」を守らせる。
  • 人員確認(園児の健康状態を確認)する。
  • 情報収集に努める。
  • 小さな地震でも津波が発生する可能性があるので,気象情報に注意する。

津波情報発令

  • 1次避難場所へ移動する。
    • 移動先を関係機関へ連絡するとともに,玄関等へ張り紙をするなど周知に努める。
    • 周辺住民への声かけをしながら逃げる。
    • 保護者へ連絡 (1.安否と現在地 2.警報解除まで待機 3.解除後の降園場所)
  • 2次避難場所へ移動する。(津波情報が解除されるまでは親であっても引き渡しをしない。)

津波情報解除

  • 降園路の安全確認をする。

保護者へ引渡し

  • 大災害が発生し保護者に連絡できない場合は,事前に通知してあるとおりの方法で引き渡す。
  • 再開予定を伝える。(できれば文書でする。玄関付近への掲示もする。)
  • 迎えが遅い園児を不安にさせないよう,教職員が近くにいて心のケアに努める。
  • 欠席児の安否確認をする。
  • 市教委に報告する。関係機関やマスコミへの対応の窓口を一本化する。

避難所支援

  • 小学校と連絡を取り合って,可能な限りの人的支援を行う。

教育再開準備

  • 施設設備の安全点検および登園路の安全確認をする。
  • ライフラインの状況確認をする。
  • 市教委へ報告し,指示を受ける。