教育長メッセージ ~「オミクロン株」感染拡大に備えて~ (1月6日)最終更新日:2022年1月6日
明けまして おめでとうございます。
保護者の皆様、市民の皆様には、新しい年を清々しくお迎えのことと、心よりお喜び申しあげます。
旧年中は、本市の教育推進及び長期化する新型コロナウイルス感染症対策にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。本年も引き続き、各学校(園)、関係諸機関と連携し、よりよい教育の推進、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めて参りますので、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。
さて、第5波以降、県内の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、落ち着きを見せていたところですが、年末年始の人流の増加、冬季の気温低下による換気不足等により、感染リスクの高まりが心配されていた中、新変異株「オミクロン株」の感染者が、昨日県内においても確認され、今後の感染の拡大が懸念される状況になっております。
このような中、学校(園)においては、1月11日(火曜日)より第3学期が始まります。第3学期は1年間のまとめの学期であるとともに、受験生にとっては、自分の将来を左右する「受験シーズン」を迎えることになります。
新型コロナウイルス感染症や季節性インフルエンザによる感染拡大を防ぐために、また、受験において、平時の実力を出すことができるよう、今一度、ご家庭の感染症対策を再確認していただき、マスクの適切な着用、手洗い・手指消毒・うがいの励行、こまめな換気、「密閉」「密集」「密接」の回避等、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
併せて、引き続き、お子様の健康観察を継続していただき、お子様が、もし、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状を有する場合には、無理をせず自宅での療養をお願いいたします。
各学校(園)においては、今後の感染状況を踏まえつつ、感染拡大防止対策を徹底し、安全安心な環境の中で、教育活動の充実に努めて参ります。
最後に、「デルタ株」と比較しても、さらに感染力が強いといわれる「オミクロン株」は、いつ、どこで、誰が感染してもおかしくない状況です。つらい思い、苦しい気持ちを持つ罹患された方々のことを「自分事」としてとらえ、人として思いやりや寛容の心を醸成していけることも強く願っています。引き続き、偏見や差別、風評被害が生じないよう、人権に配慮した対応をとっていただきますよう、お願いいたします。徳島市教育委員会並びに各校(園)の感染症対策につきまして、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
徳島市教育委員会 教育長 松本 賢治