日頃より、本市の教育推進にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
さて、徳島市立の各学校・園では、明日12月23日(木曜日)に第2学期の終業式を迎えます。2学期は、新型コロナウイルス感染症の「第5波」の影響を受けて、とくしまアラートステージ4「特定警戒」が発動されている中で始まりました。各校・園では、それまでの感染予防対策の点検・見直しを行い、危機感を持って、学期のスタートに臨みました。
2学期の間、学校・園では、子どもたちの命と健康を第一に考え、万全の注意を払いながら感染症対策に取り組み、教育活動を推進して参りました。学校行事等も規模を縮小したり、実施方法を工夫したりしながらも、実施することができました。明日、無事に2学期の終わりを迎えられるのも、学校・園の取り組みに対し、ご理解いただき、ご協力いただいた保護者の皆様、地域、市民の皆様のおかげであると感謝しております。本当にありがとうございました。
12月24日(金曜日)からは、冬休みが始まります。子どもたちも、どんな冬休みにしようか、思いを巡らせていることと思います。ただ、この冬は、新たな変異株「オミクロン株」や季節性インフルエンザによる流行が懸念されています。ご家庭においては、年末年始の生活の仕方にご配慮いただき、これまで同様、マスクの適正な着用、手洗い・うがいの励行、換気、ゼロ密など基本的な感染症対策の徹底をお願いします。1月11日(火曜日)の新学期始業式から、子どもたちが元気に、いいスタートを切れますようご協力をお願いいたします。
学校・園におきましても、「再びの感染拡大」を防止するために、「一人一人の行動が2週間後の未来を創る」を肝に銘じ、引き続き、保護者や地域の方々のご協力を得つつ、「ウイルスを持ち込まない、持ち込ませない。他の人にうつさない。罹らないように対策を怠らない。」よう気を引き締めて、取り組んで参ります。
最後になりますが、これまでも保護者や市民の皆様のおかげで、感染された方々の個人情報が保護され、風評被害が生じることはありませんでした。皆様が適切に行動されておりますことに深く感謝申しあげます。今後も、「もし、自分が感染すれば」「もし家族が感染すれば」との視点から「自分事」としてとらえていただき、偏見や差別、風評被害が生じないよう、人権に配慮した対応をとっていただきますよう、お願いします。
徳島市教育委員会 教育長 松本 賢治