11日(火),地域の林さんのご厚意でザリガニ釣りをさせていただきました。
路線バスに乗って行きました。手を上げるとバスが停留所に止まることや他にもお客さんが乗っていること,降りるときには料金を支払うことなど,一つ一つが新鮮な様子。「ありがとうございました」とほんの数分の乗車でしたが,公共の交通機関を体験することができました。
林さんのお家に着くと,早速持ってきたスルメをエサにして釣り始めます。つき組は何日も前からザリガニの絵本や図鑑を見て,何を食べるかや体の仕組みについて調べ,ザリガニ博士です。「大きい声を出したら逃げてしまうよ」「石の陰ににおるかも」「しばらくじっと待っとこう」など,はな組にも知らせます。はな組もつき組の声に反応しながら,ザリガニ釣りを楽しみました。
釣れたザリガニを見て「こっちが大きい」「このザリガニ赤い」など気付いたことや発見したことなど、先生や友達と伝え合っていました。
10数匹釣れたのですが、子どもたちと相談をして,幼稚園で3匹飼育することにしました。
「どのエサが一番好きかなあ」「水が汚くなってきたから変えた方がいいとね」など毎日世話をしています。分からないことは,絵本や図鑑で調べます。「ちょっと黒っぽくなってきた」「うわっ,殻脱いでる」と毎日が発見です。つき組は,ザリガニをよく観察して絵をかきました。愛情たっぷりのザリガニです。
命を大切にする気持ちや生き物に対する愛情などが育まれていくよう、支援していきたいと思います。
林さん,ありがとうございました。