教育長メッセージ ~ 新しい年を迎えて ~

保護者、市民の皆様へ令和8年1月6日

新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いしま

す。今年の干支(えと)は丙午(ひのえうま)で、「勢いとエネルギーに満ち、

活動的になる年」だと言われます。何事にも積極的で主体的に取り組みたいも

のです。

さて、2年前のお正月には能登半島において予期せぬ激甚災害が発生しまし

た。時間の経過とともに街の機能が回復できているかというと、回復時間はゆ

っくりでそこに住む人たちは、未だに不自由な生活を強いられています。

地震や津波は私たちにとっても人ごとではありません。各地で起こる予期せ

ぬ天災は、近い将来、高い確率で発生するといわれる「南海トラフ地震」への

対応を考えさせられます。改めて、水や食料の確保、停電等ライフラインの被

害に対する備えなどができているか、確認や見直しが必要だと強く感じます。

社会に目を向けますと、国内外では労働力不足の声があがり、国によっては

人間並みの能力をもつ AI ロボットの生産に力を入れているとのニュースを見

ました。遠くない未来に実現するかもしれません。また、経済産業省が提起す

る 2040 年問題を受け、文部科学大臣から「理系人材の育成や専門高校におけ

る人材育成」について記者会見がありました。

これらを受けて感じることは、「県内公立高校普通科の学区制」です。徳島

県は2029年の入学者選抜から学区を撤廃する決定をしました。しかしながら、

徳島市立高等学校については、徳島市内の中学生のために設立された学校であ

り、今後もこの主旨を守っていく姿勢は変わりません。厳しい受検になること

を見据え、まずは理系教科を含む基礎学力の向上が「15 の春」を迎える第一歩

であると思います。

そして、学習や運動、芸術等で成果を収めるためには、何より体力がなけれ

ば気力もみなぎりません。活動的で勢いとエネルギーに満ちた、「強い意志と

行動力で道を拓く年」になりますように健康管理に留意してください。

1月8日(木)、第3学期の始業式を迎えます。学校はいつでもお子様を迎

え入れる準備はできています。お子様にとって充実した学期となりますよう、

また、1年のまとめの学期となり、上級学年・学校へのつなぎの期間となりま

すよう、引き続き、学校教育を充実、推進してまいります。

徳島市教育委員会 教育長 松本賢治