年長児が幼稚園で収穫してカレーパーティーの材料に使ったタマネギの皮でタマネギ染めをしました。
どんな模様ができるか考えながら輪ゴムで縛ったハンカチをタマネギの皮を煮出したお鍋の中に入れていきました。
ハンカチを浸して、しばらく待ってからミョウバン液につけていきました。
「色が変わったよ」「茶色だったのに黄色になった」などと色の変化に驚いていました。
輪ゴムを外して模様が見えると、友達と嬉しそうに見せ合っていました。
自分だけの素敵なハンカチができましたね☆
タマネギ染めの活動を通して、本来ならば捨ててしまう物から生活を豊かにするための新たな物ができるという染め物の智恵を学びました。
「他の野菜の皮でも染まるかな?」と話す声も聞かれ、
自然への興味・関心も深まったように思います。
できあがりを予想したり、友達とできた模様を見せ合ったりする中で、
予想外の模様に驚いたり、互いの模様の違いに気付いたりするなどして、想像力や図形への関心が高まっています。
また、できた模様や色の変化の不思議さも感じて、豊かな感性も培われています。
このようにタマネギ染めの活動を通して、多くの気付きや学びがありました。
こうした活動や体験を大切にしながら、今後も様々なことに取り組んでいきたいと思います。