明神小学校について

 鳴門市明神小学校は,1875(明治8)年に創立されました。平成27年度より北灘東小学校,北灘西小学校の休校に伴い,校区が北灘地区まで広がり,平成30年度より瀬戸小学校の休校に伴い,校区が瀬戸・島田地区まで広がり,新しい明神小学校としての歴史が刻まれています。

校区の概要1(明神地区)

 小鳴門海峡に臨み,古くはのどかな田園地帯として栄え,かつては製塩業が盛んな地域でありましたが,製塩業の衰退に伴い,広大な塩田の跡地が大規模な住宅地へと大きく変容し,現在に至っています。そのため,児童数は大きく増加しましたが,最近は減少傾向にあります。

校区の概要2(北灘東地区)

 北には播磨灘(北灘の海),南に桜ヶ丘から阿讃山脈に連なる山々に囲まれ,青と緑の豊かな自然に恵まれた環境で,東西に櫛木,粟田,大浦,宿毛谷,鳥ケ丸地域があり,延べ8kmにわたっています。

校区の概要3(北灘西地区)

 南方に大麻山を背負い,北方に瀬戸内海,播磨灘が開けた美しい自然環境に恵まれた地域です。海岸沿いに国道11号線が縦断し,徳島県と香川県を結ぶ陸上交通の大動脈として,多くの車両等が行き交っています。 農耕・漁業とも盛んな地域でしたが,近年漁業への従事者は減少しています。

校区の概要4(瀬戸・島田地区)

 瀬戸地区は海と山に囲まれた自然豊かな地域です。小鳴門海峡が広がり、鳴門わかめの栽培や沿岸漁業が盛んです。堂浦漁港は以前、関西からの船の往来があり鳴門の玄関口でした。現在では、新興住宅が増え、第3次産業に従事する家庭も増加しています。

 また、島田地区は北は播磨灘、東は鳴門海峡、南はウチノ海、西は小鳴門海峡とそれぞれ違った海に面した島で、鳴門スカイラインにより四国、大毛島と陸続きになっています。神戸淡路鳴門自動車道鳴門北インターより、車で数分でアクセスできる環境にありながら、手つかずの自然と昔ながらの農村、漁村風景をそのまま残した情景があります。