テーマは、第2回笑顔でつながるこどもの居場所
〜こどもど真ん中社会に向けて大人ができること〜
今回の講演会は、マチコミでもご案内させていただいてましたが、
八万南地区、八万地区のたくさんの後援もありました、
八万南地区発信の子どものために大人ができることを考えるために、
菊池省三先生をお招きしての講演会でした。
初めて話を聞いたのですが、
とても内容が分かりやすく、どんどん会場全体の参加者が引き込まれていき、
めちゃくちゃ笑顔あふれる講演会になりました。
笑うということは生きるエネルギーであり、
子どもは、一日に300~500回、笑うのだそうです。
そして、4歳の子供は一日に74回の質問をするというデータもあるそうです。
こどもは、素直に思いのままに行動してるんですね。
その子供の素直な気持ちを遮ってしまっているのは、大人じゃないのか??
菊池先生は言います。
こどもを笑顔にするのは難しいことじゃない。
「言葉を変えると未来(カタチ)も変わる」
それは、しっかりと言葉でほめてあげる。
子どものいいところをしっかりと見てあげて、声をかけてあげる。
ただ、それだけなんだそうです。
この行動を、プラスの言葉の植林とおっしゃってました。
ほめる言葉の、3Sは、「さすが」「すばらしい」「すごい」だそうです。
このほめる言葉の前に、しっかりと子どもを見てあげて、
「〇〇をやってて、すごいね!」
こういう声掛けをする。
まずは、自分のこどもに、やってみませんか。
子どもが作った標語、5・7・5を紹介してくれました。
「スマホよりもっと私をみてほしい」
仕事の連絡だといいながら、スマホをついつい見てしまう、
そんな自分を振り返り反省しました。
しっかり顔を見て、笑顔で対話をする。
人間関係は鏡、鏡は先には笑わない。
相手を笑顔にするために、自分から笑顔を心がける。
子どもは、例え一人でも見ているよということを子ども自身が感じたら、
そこに居場所を感じて、頑張っていけるようになるのだそうです。
子ども達のためにできること、
子どもを変えようとするのではなく、
周りの大人が変わっていくこと。
コミュニケーションとは、温かい人間関係って考えると、
(内容7%+声38%+表情・態度55%)に、相手への思いやりをかけて、
質が変わるそうです。子供たちのことを思いやつ、その気持ちが大きければ、
どんどん質が良くなっていくんですね。
子ども達のために大人が思いやりをもって、関わっていく。
この行動は、学校、家庭、地域が一丸となってやっていくことで、
笑顔でつながるこどもの居場所が広がってくる。
その居場所は、大人の居場所でもありますよね。
周りの大人が変わることで、
「喜んで登校、満足して下校」
「行きたい学校、帰りたい家庭、そして住みたい地域」
こどもたちが、そう感じる八万南小学校にしていきたい。
八万南地区にしていきたい。
そうしみじみと感じた一日となりました。
そうそう、菊池省三先生の徳島での初めての授業は、
10年前の八万南小学校の体育館で開催されたそうです。