校章について


 1. 校章について 
板野東小学校 校章について旧校名「板西小学校」のころの校章

昭和10年に現在のJR高徳線が開通。板野(当時は「板西」)は、徳島県の玄関口として、盛大な開通行事が行われた。高徳線の開通を機に、校区内の「阿波川端」「板野」「阿波大宮」駅を中心に「桜のごとく咲き誇れ」という意図でデザインされたもの。
なお「板西(ばんざい)」という地名は、現在鳴門市大麻町になっている「板東」と対になった地名で、「板野町」になる前,町村合併前の板野東小校区は「板西町」(ばんざいちょう)と言っていた。今でも、県内のあちこちで、「板野町へ行くこと」をお年寄りが「板西へ行くんで?」という。当然、本校は「板西小学校(ばんざいしょうがっこう)」と呼ばれていた。
この校章は、30年ほど前まで、講堂の舞台上に掲げられたままだった。
現在の「板野東小学校」の校章

「板野東小学校」になったときに新しい校訓や校歌にふさわしいものにするために考案された。 1わかりやすく 2新鮮なデザインで 3意味の深いもの ということで募集されたらしい。
「イタノ」を円にデザインしたものだが、いろいろな意味が込められている。
まず、円は「心・地球・太陽」を意味する。「イ」の部分は、人を表し、かつ中心の棒を周りを人々が支えている様子を表す。「タ」の部分は「多」であり、全校児童を意味するとともに、みんなが助け合うという意味を持つ。「ノ」は、一生懸命支えている様子を表す。中心になる「人(個人=一人ひとりの子ども)」を全校児童が助け合い、支え合って、美しい心を持ち、太陽のように輝く学校という意味を象徴している。なお、色は「金色」または「青」と規定されており、「金色」は、「誇り高く輝くように」との願い、「青」は、「清い空気と美しい川の水」を表す。