大正15年築の講堂


1. 大正15(1926)年に建てられた講堂 
板野東小学校 大正15(1926)年に,県内初の鉄筋コンクリートの校舎として建てられた講堂です。町指定有形文化財になっていますが,今後もっとその価値は高くなっていくと思われます。主に儀式の会場として使用していましたが,講堂があるために体育館が建てられず,当時は管理棟の南東の端にあった体育室という普通教室程度の部屋で,マットや跳び箱をしていました。昭和40年代の後半には,体育館を建てるための方策として,一時的に給食室として,パイプ椅子を床に固定してしまい,全校給食をしていました。体育館が落成して以降には,給食室としての役目を終えて,椅子は撤去され,一時隣接する板野東幼稚園の遊戯室代わりとしての用途も期待されて,板床から今のリノリウムの床に換えられました。
その後,平成13年に,木造の窓枠や扉などがアルミサッシに変更され,耐震改修や屋根の葺き替え等も繰り返して今の姿になっています。
講堂外観

講堂内部の様子

儀式の時の様子