9月25日6年生でバーチャル転校生を迎えて社会科の授業を行いました。
バーチャル転校生は,福井大学の小林渓太先生が開発したAIを利用した話し合い活性化ツールです。この、バーチャル転校生が児童の発想にない意見や質問を発することで、小規模校における、多様な意見が出ない、社会性が育たない、友達の意見に同調してしまうといった、マイナス面を改善する効果が期待できます。
今回は、そのバーチャル転校生の精神を活用し、新たに人型ロボットであるソフトバンクのPepper君を溝内正剛指導教諭がリアルタイムで操作し、担任の町口尭治教諭が6年社会科「全国統一の動き」という単元で活用しました。
子供たちが信長、秀吉、家康の3武将について2人組でプレゼンにまとめ、相手意識をもって、わかりやすく他のチームに魅力を伝え合う学習内容でした。今回もわかりやすさをPepper君が点数で見える化したり、リアルタイムに会話を行ったりすることで、子供たちの学習意欲を高め、次につながる学びに広げていくことができました。
6人しかいない海部小6年生にとっては、1人友達が増えることで、全く新しい考え方に触れることができ、今までと違った学習展開で学びがより深まっていました。