7月18日_教育長メッセージ

教育長メッセージ ~2学期に繋がる夏休みになりますように~(令和5年7月18日)
最終更新日:2023年7月18日
保護者、市民の皆様へ
日頃は、本市の教育推進にご理解、ご協力を賜り、ありがとうございます。
令和5年度の園・学校の第1学期は、7月20日(木曜日)に終了いたします。学校教育、社会教育、生涯教育等において、概ねコロナ禍前の活動を円滑に行うことができました。ひとえに関係者の皆様のご協力のおかげであり、重ねてお礼を申しあげます。

 子どもたちにとって、夏休みは生活の中心が家庭や地域となります。各地域の行事や様々な体験活動に積極的に参加してほしいと思います。例えば、中高校生女子対象には、「ワッフルキャンプホームタウンin徳島市」(男女共同参画センター主催:ITスキルの提供とIT分野のキャリア支援)が開催されます。学校は休みになりますが、子どもたちの学びは止まりません。夏休みの意義の一つは、自主学習や体験活動を通じて一人一人の興味や関心を深め、人としての成長を促すことです。性格や能力、適性が異なる一人一人が、貴重な体験をし、有意義な夏休みになることを強く願っています。
また、保護者や教員の方々には、アンコンシャスバイアスセミナー(男女共同参画セミナー主催:無意識の思い込みを気づく)も用意されています。参加されてはいかがでしょうか。

 さらに、今夏は、「徳島市・帯広市子ども親善交流」(徳島市にぎわい交流課主催)が4年ぶりに再開され、帯広市の小学校高学年の皆さんと阿波踊りや海水浴等で交流します。また、徳島市と姉妹都市であるアメリカ合衆国サギノー市との徳島市立高校生の交流も復活です。きっと国際感覚を身につけるための基盤となる交流になることでしょう。

 つぎに、運動部活動に励む中学生は市・県総体において最後までよく頑張りました。徳島市立高校生は県総体において日頃の練習の成果を十分に発揮し、多くの種目で四国大会、全国大会の出場権を勝ち取りました。今後、中学校は四国大会、全国中学校大会へと駒を進め、今年の全国大会は四国四県で開催されます。また、全国高校総体は遠く北海道の地で開催されます。各団体や個人が栄冠を掴めるよう、健闘を祈ります。
また、小学校や中学校、徳島市立高校の文化部活動に勤しむ皆さんも、生涯にわたって芸術文化等の活動に親しむ基礎を形成する、充実した活動にしてください。

 9月1日(金曜日)から第2学期が始まります。ご家庭におかれましては、感染症や熱中症対策、自然災害等に対する備えも再確認していただき、安全で安心した夏休みを過ごしてください。

徳島市教育委員会教育長松本賢治