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小松島市芝田小学校校校章

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「寒露(かんろ)」10月8日頃は、二十四節気の一つで、秋の中でも特に季節の移り変わりを感じやすい時期ですね。草木に宿る露が冷たく感じられるようになるという名前の通り、朝晩の冷え込みが本格的になってきて、自然の様子も徐々に冬の気配を帯びていきます。この時期からは、紅葉が進み、渡り鳥が南へと飛び立ち、農作物の収穫も本格化するなど、まさに「秋の実り」と「別れ」が同居するような風情がありますね。

 

七十二候「蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)」10月18日~10月22日頃

「蟋蟀在戸」は、「蟋蟀(しつしゅつ)=キリギリスが戸口で鳴く頃」という意味をもちます。

これは、中国最古の詩集『詩経』の一節に由来しています。「七月在野、八月在宇、九月在戸、十月蟋蟀入我牀下」

この詩は、季節の移ろいにあわせて、野にいた虫たちが徐々に家の近く、そして家の中へと移っていく様子を詠んだもの。秋が深まり、虫の声が戸口に、そして寝床のすぐそばにまで届くようになる──そんな静かな自然の変化を感じさせてくれます。

「蟋蟀(しつしゅつ)」という漢字は、古くは「キリギリス」を指しましたが、現代では「コオロギ」の意味として用いられることが多く、広く秋の鳴く虫たち全般を表しているとも言われます。夜が深まるこの時期、どこからか聞こえてくる虫の音に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。自然の奏でる小さな音が、季節の深まりをそっと教えてくれることでしょう。

 

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