能楽師お二人をお迎えし、能楽鑑賞を実施しました。
はじめに、能楽の歴史や成り立ちについてご解説いただきました。能はもともと屋外で演じられており、舞台正面に描かれている「松」には神様が宿るとされています。そのため神様に向かって礼をすることはせず、常に敬意をもって舞台に立たれていることを教えていただきました。また、舞台に描かれた老松にも神聖な意味が込められていることを知り、能舞台の奥深さを感じました。
さらに、能面をつけて舞う際は視界が非常に限られるため、舞台には位置を確認するための柱が設けられているなど、伝統の中で受け継がれてきた工夫についても学びました。
演目には大きく分けて五つの種類があり、それぞれに異なる世界観や表現があることもご紹介いただきました。
実際にお稽古の体験もさせていただき、能面を着けるという大変貴重な経験をいたしました。面を通して見る世界の違いや、所作の難しさを実感することができました。
最後に、小松島にゆかりのある義経の場面「屋島」もご披露いただき、地域とのつながりを感じられるひとときとなりました。
日本の伝統文化に直接触れることのできた、誠に貴重な体験となりました。ほんとうにありがとうございました。