令和6年1月9日(火)8:15から体育館で冬休み明けの全校集会を行いました。まず,読書感想文入賞者の表彰を行いました。その後,校長先生から,新年のあいさつとともに,次のようなお話がありました。「2024年,令和6年の学校生活が始まりました。年の初めの1・2・3月は,今の学年のまとめをして次の学年に進む準備をするとても大切な時期です。しかし,登校する日は今日を入れて51日しかありません。卒業する6年生は46日間しかありません。皆さん,一日一日を大切にして学力向上に体力向上にそして,仲間づくりに励みましょう。6年生にとっては小学校生活最後の三ヶ月となります。卒業というゴールを目指して最後まで粘り強く走り抜いてください。さて今日は、夢を持つことについてお話をします。令和6年のスタートに当たって、みなさんにはどんな夢がありますか?大きくなったらこんな人になりたい、こんなことをしたいという夢があるでしょうか。夢というものは遠い先にあって、いつか実現できるかもしれないし、もしかしたら実現できないものかもしれません。でも、夢をもたないとそこに近づいていくことはできません。『こんな人になりたい』『こんなことをしたい』というイメージを持つことが大切です。2019年ノーベル化学賞を受賞したよしのあきらさんという方は、携帯電話やパソコンなどに用いられるリチウムイオン二次電池の発明をした人です。吉野さんが,リチウムイオン電池の小型化に成功したお陰で,スマートフォンやタブレットパソコンなどを,どこへでも持ち歩きができ,調べたいときにどこでも操作できる,モバイルIT社会が誕生したわけです。吉野さんは75歳になった今も,新たな課題:リチウムイオン電池の耐久性,バッテリーがどうすれば長持ちするか研究を続けているそうです。吉野さんは次のように言っています。私が化学に興味を持ったのは,小学生の時に読んだ一冊の本だと,その本との出会いがすべての始まりだと。また,ノーベル化学賞をいただけたのは,私一人の力ではない。あらゆる分野の研究者達とコミュニケーションをとって協働できたからだと。新開小の皆さんも,よき本と出会い,よき仲間と協力しながら自分の夢の実現にチャレンジしてみてください。そして,夢に近づくために何を目標にしたらよいか考えてみてください。最後になりましたが,今年も皆さんにとって良い年であることを願っています。」次に,生徒指導の先生から1月の生活目標についてのお話がありました。最後に,いじめ防止子ども委員会から「あいさつミッションNo7:一日に他の学年の5人以上の人と顔を見てあいさつしよう」の発表がありました。新年も「進んであいさつ」を実行していきましょう。