6月20日(水)、NPO法人減災教育普及協会の江夏猛史さんを講師に迎え、「こどもユレタキャラバン」を実施しました。
これは、地震の揺れ体験を通して揺れの中でも危険を回避できる力を子どもたちに身に付けさせることを目的としたワークショップ型プログラムです。
「地震を知る・被害を知る・地震の前に準備する」ことが大切だとの江夏さんのお話のあと、体育館の天井などから落ちてくると予想される板材の重さ体験、「ユレタ」というマットを用いた地震の揺れ体験などをしました。
地震の揺れ体験では、頭を抱え込む「ダンゴムシポーズ」だと体が転がってしまいますが、カエルのように両膝を折っておしりを低く下げ、両手をついて踏ん張る姿勢で周囲を見渡す「カエルポーズ」だと、何とか姿勢を保つことができることが分かりました。
これまでの避難訓練を見直す機会となった今回の「ユレタキャラバン」。
保護者の皆様もたくさん参加してくださいました。ありがとうございました。
学校はこれを機会に、想定される被害に応じた避難の仕方を子どもたちと一緒に考え、備える形の避難訓練に移行させていきます。