2月5日(水)、5・6校時、龍谷大学石原ゼミの学生さんたちによる防災教育出前授業が4年生教室で行われました。
今回の題材は、「災害時要援護者の避難について考えよう」でした。
まず5時間目に、学生さんたちは、今日の授業の流れについて説明の後、能登半島地震の被害や避難所、仮設住宅の様子を紹介してくれました。
被害の大きさ、津波の怖さに4年生も緊張した表情でモニターを見つめていました。その後、避難情報や警戒レベル、災害時要援護者について丁寧に説明がありました。
ここで、クロスロードゲームが展開されました。「こんな時、どっちを選ぶか?」という学生さんたちからの問いに対して、4年生は意欲的に友達と意見を交えながら考え、「自分は、こうする。」と発表することができました。
6時間目は、災害時要援護者の避難について考える時間となりました。目の不自由な方が、避難所に避難する際、どんなものを持っていけばよいか、また橘町の防災公園に避難するにはどのようなルートを通ればよいかをグループで考えました。学生さんたちも、各グループに交じってこどもたちを上手にリードして話し合い活動を進めてくれました。4年生もそれぞれのグループで活発な意見交換が行われていたようです。
最後に、各グループで出た意見を発表し合い、共有しました。堂々と自分たちの意見を述べている4年生の姿を見て成長を感じました。
また学生さんたちからは、4年生からはなかった意見も紹介してくれてさらに理解を深めてくれました。
昨年度に引き続いて同じメンバーの学生さんたちが来てくれたので、少々時間配分に課題はありましたが、上手に授業を展開してくれました。
4年生にとっては、少々難しい内容だったかもしれませんが、ひとりひとりが真剣に課題について考えることができ、充実した2時間でした。