11月26日(火),5年生の木育授業がありました。
おもちゃ美術館には,魅力たっぷりの玩具類があります。けん玉や積み木を使い,広い空間で全身遊びを楽しみました。積み上げて完成させた「ナイアガラの滝」を壊すのも子供たちにとっては醍醐味のひとつです。
ひとしきり遊んだ後は,バスで移動して椎茸栽培の「原農園」に向かいました。生産農家の原さんから講義をいただきました。那賀町の湿気のある涼しい気候が栽培に適しているということで,40年以上に渡って生産を続けられているそうです。
市場の9割が菌床椎茸であるのに対し,原さんが栽培している原木椎茸は風味や歯ごたえが格段に違うということです。原さんの椎茸は,全て高松市に出荷されているので,県内で手に入れることは通常ではできません。その貴重な椎茸を子供たちに収穫させてくださいました。午後からは,椎茸を調理しました。フライパンに油をひき,シンプルな焼き椎茸です。普段は,椎茸を口にできない子も食べることができ,調理の様子を見に来校してくださった原さんも喜んでいました。「皆が食べてくれたことが嬉しかった。」と。