令和6年度8月5日(月)
夏季休業日の登校日に、1年生が「まなぼうさい」防災教室に取り組みました。
講師として西部県民局から3名の方がお越しいただき、また、美馬市防災士の方にもご協力いただき開催しました。
「まなぼうさい」防災教室では、「HUG(避難所運営ゲーム)」に取り組みました。
実際に災害が発生し、江原中学校が避難場所になったことを想定して、グループの中で生徒が役割分担を決め、全員で話し合いながら学校全体や教室の配置を考えました。そして、次々と様々な状況の人たちが避難所に避難して来ますが、その人たちをどのように受け入れていくのかをその場その場で判断し、決定していくことを行いました。また、避難所内でも想定される様々なトラブルも起こり、その都度グループで話し合い、対応していきます。生徒らは、何を基準に判断すればいいのか、それぞれの避難者や被災の状況に合わせてどのように対応すればいいのかなど、たくさん悩む場面があり、思っていた以上に避難所運営の難しさを感じ取っていました。
当然、地域社会では様々な人たちが生活をしています。そのいった人たちが、いざ避難をしなければならなくなったとき、避難所はどのように運営されていくのかを知れたことは、これからの「自分にできること」を考える上で、貴重な学習になったと思います。
<「まなぼうさい」防災教室での学習の様子>