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えはら中学校

道徳科(人権)研究授業(1年A組)

令和7年1月30日(木)

 1年A組が道徳科(人権)の研究授業を行いました。

 「人の値打ち」を教材として授業を行いました。指導助言者として徳山富子先生をお招きして、授業を参観していただき、その後研究会を開催しました。これまで1年生は、防災学習に取り組む中で、防災と人権について考えてきました。特に、障がい者に対する差別についてや高齢者に対する差別について学習を進めてきました。

〇授業の様子

 生徒たちは真剣に授業に取り組み、自分の意見を積極的に発言していました。生徒の中には、「自分が発表しないとなくならない」と仲間との話し合いで話し、全体の発表へとつなげていました。「決めつけ」や「偏見」の中に差別があることをみんなで理解し合い、それをなくしていくためにも自分たちが今ここにいる仲間と関わり合いを深めていかないといけないと確認することができました。そういった考えや思いを言動に移していくことが、同和問題の解決につながっていくことだと思うし、その気づきや学びこそが学級の課題を解決していきます。そして、みんなが安心して過ごせる学級の仲間になっていくのだろうと思います。

 研究授業をしてくれた1年A組の皆さん、ありがとうございました。

〇授業研究会の様子

 授業後、全教員と徳山先生と交えて授業研究会を行いました。

 授業研究会では、授業者からの学級への思いと授業についての説明があり、たくさんの教師から授業への意見と感想がありました。今日の授業で出てきた課題を見直し、これからの同和問題学習への取り組みについて協議が深まったと思います。

 指導助言の徳山先生から大変有意義な意見もいただきました。

 今回の研究授業で、先生方もたくさん勉強できたと思います。自分にとって同和問題をどのように捉えているのか、また教材をどのように受け止め、それを今の生徒や学級の課題とどう重ねていくのか、自分自身の「同和問題と自分」を見つめ直す機会になったことだと思います。

 指導助言者として参加していただいた徳山先生、有意義な校内研修会となり、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。