令年5月17日(土)~19日(月)
2年生が2泊3日の沖縄県への修学旅行に行ってきました。学校から高松空港までは雨模様でしたが、それ以外は素晴らしい天候に恵まれ、沖縄の自然や文化、歴史に触れたり、沖縄戦について学んだりして、大変有意義な修学旅行となりました。
<1日目>
日程:学校-高松空港=那覇空港-ひめゆりの塔・平和祈念公園・平和の礎・「平和祈念セレモニー」-糸数壕-ホテル「那覇セントラルホテル」での「エイサー鑑賞」
1日目、飛行機に乗るのもワクワクしながら、楽しみにしていた沖縄の地を踏みました。那覇空港に着いた瞬間に沖縄特有の天候に驚き、沖縄を体感することができました。クラスごとにバスに乗り、運転手参与バンスガイドさんとの対面式をバスの中で行い、平和学習として「ひめゆりの塔」や「平和祈念公園・平和の礎」、「糸数壕」への見学を行いました。「平和の礎」のまでは、「平和祈念セレモニー」を行い、平和宣言と黙祷を捧げ、改めて戦争のない平和な社会にしていくことを誓いました。
「ひめゆりの塔」では班ごとに見学を行い、真剣に資料に目を通し、学んだことをしっかりとメモを取りながら見学を行っていました。改めて戦争の悲惨さを理解できたと思います。また、「糸数壕」では、ガイドさんに誘導してもらいながら沖縄戦の当時の様子を真剣に聞くことができました。懐中電灯を消して真っ暗にしたときには、本当に怖くて、当時の糸数壕での生活が想像を絶するものだったのだということを体感することができました。
夜には、宿泊先のホテルでエイサー鑑賞を行いました。太鼓の迫力とダイナミックな踊りに圧倒されました。鑑賞の後半には体験する時間を設定してくれており、生徒の代表が踊り子たちと一緒にエイサーを踊ることもできました。とてもいい思い出となる経験だったと思います。
〈2日目〉
日程:ホテル「那覇セントラルホテル」-美ら海水族館-沖縄フルーツランド(昼食)-「リゾネックス名護」マリン・文化体験-BBQ(夕食)
2日目は、沖縄の自然を体感する日でした。「美ら海水族館」の大きな水槽でゆったりと泳ぐジンベイサメやマンタなどの魚たちの姿を見たり、イルカショーを見たりして楽しむことができました。多くの生徒がジンベイサメのぬいぐるみを抱えてバスに帰ってきてその楽しさが伝わってきました。
昼食は、「沖縄フルーツランド」で摂り、沖縄そばをとてもおいしくいただきました。昼食後の自由時間でたくさんのお土産を買っていました。午後からは2日目の宿泊先の「リゾネックス名護」に行き、お待ちかねのマリン・文化体験を行いました。マリン体験では、それぞれに事前に予約していたシュノーケリングやドラゴンボート、カヤックなどの体験を笑顔一杯で体験しました。文化体験では、海岸にあった貝殻や砂などを使ったフレームづくりやシーサーの絵付けを行いました。それぞれに個性的な素晴らしい創作づくりができました。
夕食は、砂浜の横でBBQでした。各テーブルに肉や野菜、そばが用意されていて、生徒それぞれが自分たちで鉄板で焼きておいしくいただきました。日頃は家族に作ってもらうことが多い生徒だとは思いますが、今日は友達とワイワイ言いながら焼きそばも作ることができました。先生が作った焼きそばがとても好評でした。いい思い出ができたと思います。
〈3日目〉
行程:ホテル「リゾネックス名護」-国際通り班別自主研修-那覇空港=高松空港-学校
最終日の3日目は、楽しみにしていた国際通りの班別自主研修を行いました。それぞれ班別で事前に立てていた計画をもとに、買い物をしたり、昼食を食べたりしました。お土産を買う最後のチャンスだったので、みんな家族の人や友人にたくさんのお土産を買っていました。沖縄での最後の食事を友達と楽しく食べることができました。楽しい時間でしたが、集合時間をきちんと守ってみんな無事に帰ってくることができました。
名残惜しい気持ちを抑えながら、国際通りから那覇空港にバスで向かいました。バスの中で、3日間お世話になったバスの運転手さんとバスガイドさんとのお別れ式を行いました。お世話になったそれぞれの方々に安全で楽しい旅行にしていただいたことへの感謝の気持ちを伝えました。
那覇空港から定刻から30分以上遅れましたが、無事に高松空港に到着し、帰りを待ってくれている学校へ全員無事に帰ることができました。2泊3日の沖縄への修学旅行が終わりました。大変楽しく、有意義は修学旅行となりました。添乗員の方や先生方、また準備などにもお世話になった保護者の皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。この旅行で学んだことをこれからの生活にしっかりと生かしていきたいと思っています。