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えはら中学校

薬物乱用防止教室 (1・2年生)

6月13日(金)

 1、2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を体育館で行いました。講師の先生として、サンコーファーマシーグループの方と美馬警察署生活安全課の方が来てくださいました。

 ニュースや新聞等では使用目的以外での薬の服用や人体に有害で中毒性のある薬物の摂取についても報道もあり、若者の薬に関する問題も大きく取り沙汰されています。そういった状況の中で、生徒たちが薬に関して正しい知識を持ち、自分自身の命や体を大切に思い、正しい行動がとれるようになることを目的に毎年「薬物乱用防止教室」を実施しています。

〈「薬物乱用防止教室」の様子〉

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「薬物乱用防止教室」の様子
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講師の先生
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講師の先生
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熱心に話を聞く生徒たち
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質問に答える生徒たち
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話し合う生徒たち
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発表する生徒
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発表する生徒
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生徒代表からのお礼のことば

 講師の先生から、未成年者の「たばこ」や「酒類のアルコール」を吸ったり飲んだりすることは、当然成長期の体に悪い影響を与えるだけでなく、中毒性があることから薬物乱用の始まりとなることや、最近では中高生の薬物の過剰摂取(オーバードーズ)が問題となっており、「心と体の健康」がむしばまれている若者が多くなっていることを報告してくれました。また、薬物乱用という定義は、複数回行うことを意味しているのではなく、一度でも間違った使い方をしてもそれにあたるということも教えてもらいました。さらに、薬物に関わってしまうと、中毒性も相まってその薬物の世界から抜け出すことが大変難しく、自分だけの問題で終わらず、周りの家族や友人、関係する全ての人を悲しませ、迷惑をかけていくことになることも教えてくれました。最後に、講師先生の警察の方からは、自分自身が以前に関わった人が書いた手紙を読んでくれました。そこには、薬物を乱用してしまった自責の念や後悔の言葉が溢れていました。

 そういった学習を通して、生徒たちは、薬物の間違った乱用は、絶対にしてはいけないことを強く感じることができたと同時に、改めて「ダメ 絶対に!」の言葉の意味の重さを思い知ったと思います。自分たちのこれからの生活を輝かせるためにも、今日学習したことを生活に生かして「心と体の健康」を高めていって欲しいと思います。

 講師としてきてくださった皆さん、ありがとうございました。