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徳島市不動中学校

学校紹介

校区の概要

 本校区は,吉野川と鮎喰川に挟まれた田園地帯にあり,さらに校区内を流れる大小の河川による豊かな水を利用して,古くから稲作が盛んである。しかし,治水工事が進むまでは台風等の洪水により上流から肥沃な土壌が運ばれてくる一方で,洪水がもたらす被害により安定した収穫が得られなかった。そのため,農作物の豊作を願って狭い校区に多数の神社が建てられ,地域の氏神として大切にされてきた。現在,夏場は稲作,冬場はブロッコリーを中心に農作物の生産が盛んな地域となっている。

 また,かつては,鮎喰川・吉野川を渡し場からの船で渡っていたが,戦後以降に鮎喰川には不動橋や弁天橋など,吉野川には名田橋や四国三郎橋などが開通したことで,徳島市中心部や吉野川北岸との往来が盛んとなり,交通至便な場所になる一方で,朝夕の通勤時間帯には交通渋滞が激しくなっている。

 農業以外には,徳島市立食肉センターがあることで食肉産業が盛んで,県内各地の精肉店や飲食店,さらには県外へも阿波牛,阿波ポークといったブランド肉が毎日のように出荷されている。リサイクル工場や産業廃棄物処理工場も多く,町の主要な産業となっており,SDGsの観点からも重要な役割を果たしている。

 昭和22年に名東郡の新居中学校として創立した本校は,昭和30年に徳島市と合併したのを機に徳島市不動中学校と改称し現在に至っている。

 校区内に隣接する認定こども園,小学校,中学校を「不動学園」と称して,地域・保護者の方々と連携し,様々な体験や地域行事を通して,生徒たちが将来にわたって生き抜く力,社会的に自立する力を育てる教育活動に取り組んでいる。

学校の沿革

昭和22年4月1日・・・名東郡新居中学校創立(新居小学校に併設)

 22年5月3日・・・開校式

 23年5月10日・・・旧青年学校校舎改築,4教室完成

 24年6月5日・・・木造2階建て4教室完成

 27年12月19日・・・2階建て校舎外4教室完成(創立記念日)

 30年1月1日・・・校名改称により不動中学校となり,徳島市教育委員会所管となる

 32年5月1日・・・文部省産業教育研究していこうとなり,2カ年の研究を発表する

 34年4月30日・・・運動場拡張工事ほぼ完成

 34年5月15日・・・校歌制定,作詞湊周幸,作曲近藤良三

 35年12月9日・・・文部省,県,市より同和教育研究を指定され,公開発表する

 36年9月16日・・・第2室戸台風により本館6教室全壊,残りの全教室も使用不能の状態となり小学校の講堂,北校舎一棟借用の授業を続ける

 37年5月3日・・・鉄筋3階建て校舎の工事始まる

 38年1月10日・・・鉄筋校舎完成,落成式を挙行する

 38年12月26日・・・校門及びブロック塀完成

 40年6月30日・・・特別教室(音,理,技術)完成

 41年11月7日・・・木造校舎撤去される

 44年3月31日・・・体育館新築完成

 47年3月25日・・・給食室完成

 49年2月10日・・・市教委より研究指定を受け,同和教育研究の文書発表をする

 50年3月1日・・・裏庭簡易舗装できる

 53年12月14日・・・図書室増築

 61年3月1日・・・正門扉完成

 61年8月29日・・・25mプール新設完成

 62年1月7日・・・体育倉庫及び部室新築完成

 62年2月20日・・・正門横ブロック塀全面改修

 62年6月21日・・・プール落成記念式典

 63年12月1日・・・体育館全面改修

平成2年9月8日・・・体育館前便所更衣室新設

 5年11月2日・・・文部省指定・同和教育研究大会で公開授業・文書発表をする

 7年9月26日・・・校舎新築工事着工

 9年1月26日・・・校舎新築落成記念式典挙行

 10年5月31日・・・自転車置き場新設

 11年4月1日・・・県新教育課程推進事業モデル校となる

 12年11月3日・・・県新教育課程推進モデル校中間発表をする

 13年11月30日・・・県新教育課程推進モデル校研究発表をする

 15年4月1日・・・学力向上フロンティア事業,環境教育推進事業研究指定

 20年10月31日・・・文部科学省指定「人権教育総合推進地域事業」研究発表会

 21年3月30日・・・体育館耐震化工事完了

 23年2月25日・・・徳島県学校版環境ISOを取得

 25年7月・・・体育館大屋根改修工事完了

 27年1月・・・徳島県まなぼうさい活動賞

 29年11月・・・第69回全国人権・同和教育研究大会島根大会第8亜分散会報告

令和4年10月28日・・・徳島県中学校特別活動研究大会会場校として授業公開,研究発表